ひとりで抱えないために

子育ての支援と相談先の整理

子育ての公的支援は市区町村が実施するものが多く、名称や内容が地域で少しずつ違います。ここでは全国共通の仕組みを、こども家庭庁の公式ページで確認した内容だけで整理しました。実際の窓口・利用料・対象年齢は、お住まいの市区町村の案内でご確認ください。

こども家庭センター(妊娠期から子育て期までの相談窓口)

市区町村が、母子保健(妊娠・出産・乳幼児健診・育児相談)と児童福祉(子育ての困りごと、虐待の予防、困難を抱える家庭への支援)の機能を一体的に運営する相談機関です。従来の「子育て世代包括支援センター」と「市区町村子ども家庭総合支援拠点」の機能を引き継ぎ、令和 4 年の改正児童福祉法により、令和 6 年 4 月から市区町村が整備を進めています。

地域子育て支援拠点(親子の居場所)

主に乳幼児と保護者が集まり、交流や相談ができる場所です。市町村(特別区を含む)が実施し、NPO 等に委託することもあります。

基本事業内容
交流の場子育て親子の交流の場の提供と交流の促進
相談・援助子育て等に関する相談・援助
情報提供地域の子育て関連情報の提供
講習子育て・子育て支援に関する講習等

公共施設や保育所などに常設する「一般型」と、児童館など既存の児童福祉施設で行う「連携型」があります。利用料や開設日は拠点ごとに異なります。

ファミリー・サポート・センター(送迎・一時預かりの助け合い)

こども家庭庁の「子育て援助活動支援事業」です。保育施設までの送迎、保育開始前・終了後の預かり、保護者の病気や急用のときの預かりなど、地域で子育ての援助を受けたい人と行いたい人が会員になり、センターが連絡・調整を行います。

児童手当

児童手当の月額(1 人あたり)
年齢第 1 子・第 2 子第 3 子以降
3 歳未満15,000 円30,000 円
3 歳以上〜高校生年代10,000 円30,000 円

虐待かもしれないと思ったら

児童相談所虐待対応ダイヤル いちはやく

電話
189。住んでいる地域の児童相談所につながります。匿名でも通告・相談でき、通告・相談をした人や内容に関する秘密は守られます(こども家庭庁)。

祖父母世代の就業(シルバー人材センター)

子育ての分野ではありませんが、同じ「家族」の暮らしを支える制度として整理します。シルバー人材センターは、高年齢者等の雇用の安定等に関する法律に基づき都道府県知事が指定する団体で、定年退職後などにおおむね 60 歳以上の会員が、臨時的・短期的または軽易な仕事(植木の手入れ・清掃・家事援助など)を地域の家庭や事業所から請け負います。会員は実績に応じて配分金を受け取ります(厚生労働省)。

制度の金額・対象は改定されることがあります。申請や利用の前に、こども家庭庁の公式ページと、お住まいの市区町村の案内で最新の内容を確認してください。

出典(公式ページで確認した日付つき)

  1. こども家庭庁「こども家庭センター」(確認日 2026-10-19)
  2. こども家庭庁「地域子育て支援拠点事業について」(確認日 2026-10-19)
  3. こども家庭庁「ファミリー・サポート・センター」(確認日 2026-10-19)
  4. こども家庭庁「児童手当制度のご案内」(確認日 2026-10-25)
  5. こども家庭庁「児童虐待防止対策」(確認日 2026-10-19)
  6. 厚生労働省「シルバー人材センター事業の概要」(確認日 2026-10-19)

制度の数値や窓口は改定されることがあります。手続きの前に、出典のページとお住まいの市区町村の案内で最新の内容をご確認ください。